私がゴミ屋敷ボランティアに参加したのは、大学2年生の夏でした。きっかけは、大学の掲示板に貼られていたボランティア募集のポスターでした。以前から、社会貢献活動に関心があった私は、ゴミ屋敷問題という深刻な社会問題を知り、少しでも力になりたいと思い、参加を決意しました。初めて参加したボランティア活動は、想像をはるかに超えるものでした。玄関を開けた瞬間、鼻をつく悪臭と、天井まで積み上げられたゴミの山に、私は言葉を失いました。足の踏み場もないほどのゴミの中に、食べ残しの弁当やペットボトル、雑誌、衣類などが散乱していました。作業員の方々は、防護服に身を包み、手際よくゴミを分別し、搬出していきます。私も、指示に従い、ゴミの分別や搬出作業を手伝いました。作業は、想像以上に体力が必要でした。重いゴミ袋を運んだり、狭い場所でゴミを分別したりするうちに、汗だくになりました。また、悪臭や害虫も、私を苦しめました。しかし、作業を進めるうちに、私はあることに気づきました。それは、ゴミ屋敷の住人の方の存在です。住人の方は、高齢の女性でした。女性は、私たちに「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と何度も頭を下げました。私は、女性の言葉を聞いて、胸が締め付けられるような気持ちになりました。ゴミ屋敷は、単に汚い家ではありません。そこには、様々な事情を抱えた人々が住んでいます。経済的な困窮、精神的な疾患、人間関係のトラブルなど、原因は人それぞれです。私は、ボランティア活動を通じて、ゴミ屋敷問題の深刻さを改めて認識しました。また、ゴミ屋敷の住人の方に対する偏見や差別をなくし、理解を深めることの重要性を学びました。ボランティア活動が終わった後、私は、達成感と充実感で満たされました。自分の力で、誰かの役に立てたことが、とても嬉しかったからです。また、ゴミ屋敷問題に対する関心がさらに深まりました。私は、これからも、ゴミ屋敷問題の解決に向けて、積極的に活動していきたいと思っています。ゴミ屋敷ボランティアは、私にとって、貴重な経験となりました。私は、この経験を活かして、より良い社会を築き上げていきたいと思います。